絵のない絵本
アンデルセン
新潮文庫
1952年8月
109ページ
¥309(税込)
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アンデルセンが書いた「絵のない絵本」です(^^)
薄い本なのですぐに読めてしまいます
最初は、題名からしたら小さい子供向きかな?って思ったのですが
現実の悲哀というようなシビアな内容が織り込まれてるので、大人が読んだ方がより理解できる作品なのだと感じます
「私」が毎夜「月」が観てきた世界中の様々な国の人々のお話
三十三夜に渡る人間達の「物語」の情景を、「私」が思い浮かべ綴っていくお話
「絵本」を描くのは読み手の頭の中で・・・
そのように、読み進めていく内に
自分の頭の中で絵本のページをめくってる気分になります(^^)