発掘!絶対に読んでおきたいオススメ本

本が好きな私が勝手に発掘して、書いちゃってます(^^)

古代からの伝言

 

f:id:tsuru_kame_san:20140925170724g:plain

      古代からの伝言

      八木荘司

      角川書店
      2007年1月
      474ページ
     ¥802(税込)

     Amazon  楽天ブックス

 

 

 

 

古代からの伝言シリーズは4作品あります
日本の神話を基にした「日本書記」を緻密かつ正確に現代風の小説として描かれていて、歴史小説を読んでるかのように、躍動感溢れ、神代の世の一人ひとりの人間性というか人間臭さも感情を入り交えながら伝わってきます

 

 

実際、「日本書紀」を読んだ人がこの作品を読むと解釈も
より深く掘り下げられとても重宝します

 


読んでなくても、日本国の歴史を新鮮な感覚で学べますよ(^^)

 

 

 

第一弾「日出づる国篇」
高句麗侵略を狙う世界の超大国・隋に堂々と渡りあった聖徳太子の外交路線。
その誇りと英知は「大化の改新」に引き継がれ、やがて朝鮮半島での「白村江の戦い」へ突入します

 

 

第二弾「悠久の大和篇」
四世紀末、古代日本の正規軍は、東アジアの覇権をかけ強国・高句麗と熾烈な戦いをつづける。はじめて明らかにされる高句麗好太王碑の「十六年戦争」の全貌。そして、世界最大の帝王陵を築いた応神、仁徳天皇の物語

 

 

第三弾「日本建国篇」
邪馬台国は、神武天皇が打ち立てた大和の国と緊張関係にあり、ぬきさしならぬ対立に発展していた。大和民族の国家成立と統一はいかにして行われたか

 

 

第四弾「壬申の乱篇」
乱に勝利をおさめた大海人皇子(天武天皇)は、ただちに理想の国家建設にむけて巨歩をふみだす。「大化改新」以来のその路線をひきつぎ、完成させたのが、律令国家最高の政治家、藤原不比等だった。「古代からの伝言」シリーズの完結

 


面白い小説なので是非(*^-^*)