最後の授業
最後の授業
ソフトバンク文庫
2013年7月
297ページ
¥810 (税込)
私がこの本を読んだのは、YouTubeでの一本の動画がきっかけでした。
一人の教授が大学で講義をしている動画。
彼は脾臓ガンを宣告され余命幾ばくもないその日、最後の授業を行ってる動画。
最初はさらっと聞くつもりでしたが、どんどん引き込まれ涙と笑いありの講義の中、私の心の奥底に・・・
ズンっ!とのしかかる思いでいっぱいになりました。
この授業の一か月後、彼は46才という若さで妻と3人の子供を残し永眠します。
彼がたくさんの人達に残した心からのメッセージ。
「レンガの壁がそこにあるのは・・・」
慌ただしい日常生活の中
忘れかけてしまう大切な何かを思い出させてくれます。