中国人の面の皮
中国人の面の皮
若宮 清
祥伝社
2006年10月
243ページ
¥1,728(税込)
分かりやすい内容です(^^)
中国の人との付き合い方
中国の人とビジネスをするにあたってすごく参考になります
あまり、本当の「中国人の考え方」を知らない人には
少々過激に感じるかもしれません
しかし、中国人というのは国が信用できないから他人を信用しません
信じるのは一族(ファミリー)と、懐の奥底まで入りきれた少数の人間だけ
中国というのは歴史的に見ても権謀術数
うかつに人を信じては害を蒙るお国柄
少し前に小さい女の子が道端で倒れてるのに、通りかかる人が何人も素通りして助けなかったという映像が紹介されてました
この事は人として嘆かわしい事態です
ですが、精神の退化というか拝金主義の荒廃した中国の内状では仕方ないのかも
誰かを助けたために、助けられた本人から
「この人が私に暴力を振るった!」
とか言って濡れ衣を着せ金銭を奪う事件が多発しているそうです
自分を守るために・・・困ってる人を見捨てる・・・人として悲しいこと。。。
もちろん、中国人の100%が不遜な人間ではないでしょう
日本にも居ます
ですが、あまりにも悪いタイプの人間が多すぎると言うか目立つのは事実
この本は、そんな中国人の本質を上手く表現されてます
本の一節に
「中国は、自分が圧倒的に弱い立場にある時は、盛んに「友好、友好」と繰り返し、弱い立場を見せるが、いったん同等、あるいはそれ以上の立場と認識したら一転、強硬かつ高圧的な態度に出てくる。それが中国人の「厚黒」のDNAなのである。」
厚黒とは
「面の皮が厚く腹黒い」「面の皮は城壁より厚く腹は石炭よりも黒く生きよ」
という意味。
昔、李宗吾という人が清朝末期に提唱した処世術の一つだそうです
中国の映画でも良く見かけますね
強いものにはペコペコして、弱いものには偉そうに振る舞う
経済的に弱い時代であった中国に、鄧小平の願いを聞き、お人好しな日本が最大の援助をして、今はその恩を仇で返されてる状態が分かります
確か、福沢諭吉の「脱亜論」の中で
中国と朝鮮とはクールな付き合いをせよ!とおっしゃってたはず。。。(^^;
これからは現実的に
日本は中国との摩擦以上のギリギリの事態に突入するでしょう
その時のために、姿形が良く似ていても思想が全く異なる国の事を
ほんの少しでも知っておいた方がいいかと・・・私は考えてます