発掘!絶対に読んでおきたいオススメ本

本が好きな私が勝手に発掘して、書いちゃってます(^^)

戦前の少年犯罪

 

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      戦前の少年犯罪

      管賀江留郎

      築地書館
      2007年10月
      336ページ
     ¥2,268(税込)

     Amazon  楽天ブックス

 

 



戦後の少年犯罪は増加し残忍な犯行が目立つ

 


戦前はそんな事なかった
今では考えられないくらいのキチンとした少年少女がいた・・・
なんてテレビやマスコミでまことしやかに言う知識人やコメンテーターがいます
調べもしないで良く言うよ(笑)って言いたくなる本です

 

 

著者は、キチンと当時の新聞や調書、数字や統計を調べた上に書きあげてます
「戦前の少年犯罪」の事実をデータを基に非常に克明に書かれてます

 

 

私は、戦前と言われる1940年代より前、当時ちょっと心理学的に興味があり世界各国の犯罪をプロファイリングしてた時がありました
えげつない犯罪が今より多いんじゃないか?と思ってました

 

この本を読んで納得しました
日本も世界各国と同じ

 

 

以下、内容紹介を載せます

 

 

「昭和2年、小学校で9歳の女の子が同級生殺害。昭和14年、14歳が幼女2人を殺してから死体レイプ。昭和17年、18歳が9人連続殺人。親殺し、祖父母殺しも続発!現代より遙かに凶悪で不可解な心の闇を抱える、恐るべき子どもたちの犯罪目録!なぜ、あの時代に教育勅語と修身が必要だったのか?発掘された膨大な実証データによって戦前の道徳崩壊の凄まじさがいま明らかにされる!学者もジャーナリストも政治家も、真実を知らずに妄想の教育論、でたらめな日本論を語っていた。」

 

 

そうなんです。えげつないんです(笑)

 

 

貴重な資料と、自分の認識として読んで損はない本です