遺品整理屋は見た!
遺品整理屋は見た
古田太一
扶桑社
2009年10月
196ページ
¥699(税込)
遺品整理屋・・・
こんな職業があるなんて考えた事なかったです
でも、よくよく考えたら、故人の死後の残った家具や荷物とか遺品の処分に困りますよね。それに御遺体は発見されるのが遅いと腐乱し、虫がわき悪臭を放ちますから・・・非常になくてはならない尊重すべき職業だと思います
作者である古田さんは、会社を立ち上げ仕事を通じて
常に「人間の死」に直面されてます
中にはゴミ屋敷の片づけもするそうですが(笑)
亡くなった人の家族が遺産相続で揉め、家族仲が悪くなったこと。
同じ屋根の下、同じ家の中の一室で亡くなっているのに死後1ヵ月間分からなかった
希薄な家族。自殺や殺害現場の後片付け
良いも悪いも、「人間性」が現場に現れるという事でしょうか?
中でも、一番の問題が「孤独死」や「孤立死」
世間との関わりがほとんどなく
死後時間が経過した腐乱死体で見つかる人が増えてるそうです
難しい問題です。。。
私も貴方も他人事ではありません。将来はどうなるか分かりませんから。。。