武士道
武士道
岩波書店(文庫)
1938年10月
159ページ
¥648(税込)
新渡戸稲造さんと言えば
日本の紙幣、5千円札の肖像で知られています
「武士道」は明治33年にアメリカで現地語の英語で出版された書物です
稲造さんは藩士の家に生まれたが大学時代にキリスト教に改宗
アメリカの女性と結婚し、国際連盟事務次長にも就任した経緯のある日本人
魂は日本人でありながら、外国の宗教や人々や土地、外の世界から観た
「日本の武士道とは?」と半分客観的に書かれてるから面白い
当初この本の目的は、外国人に分かりやすいように英語で書かれた
「武士とは?大和魂とは?」の解説書であります
今、現在を生きている日本人の私は「武士道?」って聞かれると
上手く説明する事はなかなか難しい
でも、この本があれば、そう遠くない昔に日本人が持っていた「品格」が蘇り
ほんの少しだけ分かったようになるかもしれないです