幸福の言葉
幸福の言葉
海竜社
2002年3月
210ページ
¥1,337(税込)
作者である宇野千代さんは
大正~昭和~平成に活躍した、実業家であり小説家・デザイナーであった多才な女性です。同時に数々の結婚や離婚、恋愛経験を重ねた恋多き女性でもあります
人生の紆余曲折
酸いも甘いも経験した女性だからこそ、「人生」を知ることができた
言葉には経験から来る「重み」があります
どんな事があろうとも、振り返らず前向きに突き進んでいった宇野千代さんは
98歳で波乱万丈な人生に幕を引かれました
そんな彼女が人生で出会った事の集大成
「人生はいつだって今が最高の時なのです」の言葉
ページをめくると
それぞれが端的に集約された詩のような「言葉」で語り掛けてくれます
深い言葉
その中でも私が一番好きな言葉は
「幸福は遠くにあるものでも、人が運んでくるものでもない、自分の心の中にある。」
この本の中の言葉一つ一つには、必ず読んだ人それぞれの
心に留めて置く生涯の「言葉」が見つかるに違いありません