発掘!絶対に読んでおきたいオススメ本

本が好きな私が勝手に発掘して、書いちゃってます(^^)

東条英機 歴史の証言

 

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      東条英機 歴史の証言

      渡部昇一

      祥伝社
      2006年7月
      555ページ
     ¥2,376(税込)

     Amazon  楽天ブックス

  

 

 

 大東亜戦争第二次世界大戦)後に付けられた、いわゆる「A級戦犯」の呼び名。
もちろん、B級、C級と他にもあります

 

これは「A級」だから一番悪い事をした人だと、思われる方が多いと思いますが全くそういう意味ではなく、「赤組、青組、緑組」みたいな組み分けにすぎません

 

 

東京裁判で裁かれた「A級(組)」という区分けです

 

 

様々な意見があり、賛否両論があるかと思いますが、視野を広げ当時の世界情勢を鑑みたら見えてくるでしょう

 


東条さんは、紛れもなく日本を命がけで守った英雄の一人だと私は考えています

 


この本には
戦後開かれた東京裁判で、東条さんが発言した供術書を基に書かれています

 

 

日本を占領していたGHQは、その後50年間、この供術書を公にする事を禁止した

 


アメリカを初めとする連合国にとって、世に出ては困る「真実」があるからです

 

 

戦前、戦中、戦後。。。その背景にあるもの
「日本はなぜ、戦争をせねばならなかったのか?連合国は何を隠したがるのか?」

 



内容の一部抜粋します

 

 

戦後すぐ日本の総司令官であったマッカーサー朝鮮戦争を経験してみて、初めて大東亜戦争第二次世界大戦)の意味に気づき、帰国後の1951年5月、上院軍事外交合同委員会において次のように証言した。

【Their purpose,therefore,in going to war was largely dicated by security】
 (彼ら(日本)が戦争に突入した主たる動機は、自衛のためであった)

 

この証言は、東条首相が遺した供術書の論旨と全く同じものである。
このことを、誰よりも日本人自身が知っていなければならない。

 

 


GHQや世界は、日本は侵略戦争を起こした犯罪国家だと一貫して主張していました。東京裁判をやらせた当のマッカーサーが、後に東条首相の主張を認めた

 

 

作られた歴史ではなく
真実の「昭和史」が描かれています

 

余談ですが、東条さんは人種差別を嫌っていました
当時の欧米列強は白人以外は劣等民族だと蔑んでいました

 

 

例えば、世界中がユダヤ人の移民を拒否している中
当時の同盟国であるドイツの要請に異議を申したて

 


「我が国はドイツとは同盟を結んでいるが、人種に対しては何人たりとも尊重と自由を保障する」

 


といい。有名な杉原千畝さんや樋口季一郎少将が信念を貫き人道的職務を全うできたのは、一重に東条首相率いる日本政府の基本方針そのものがあったからです

 

 

国連で始めて日本だけが来栖大使により
「人種差別の撤廃」を進言したのです

 


白人のご都合主義の国連でしたから、もちろん却下されましたが

 

 

その時、黒人を始め有色人種の人々が日本に賛辞を送りました
そのような、今からは到底想像できない時代背景の中で、気力を振り絞り獅子奮闘しました

 


そして、太平洋戦争(第二次世界大戦)前のアジアは
欧米に植民地化され、唯一独立を保てたのは日本とタイだけです

 


タイは自国の領土の一部を割譲してましたので
事実、独立を保たれてたのはアジアでは日本が唯一の国でした

 

 

武士道の流れをくむ先人たちが、日本国をギリギリのラインで守ってたのです

 

 

大東亜共栄圏

 

 

アジアが一つに纏まり、相互に協力しあい団結して道を切り開いて行こう!
そういう事なんですよ

 

 

当時の日本は資源がなかった。あっても綿花とかのみ
欧米に輸入ルートを止められ、石油も止められた
資源がない日本はたちまち困窮します
ABCD(アメリカ、イギリス、中国、オランダ)包囲網です

 

 

この時生まれた言葉が「油断」
その名の通り、油(石油)を断たれたら手も足も出ない・・・

 

 

自国を守る為の
当時は日本が、欧米列強の奴隷的植民地支配の恐怖から逃れる唯一の手段
日本人が家族を守り、日本国の主権を守るため
本土決戦を覚悟の上の自国を守る自衛戦争なのです

 

 

歴史と言うものは勝者に都合の良い風に伝えられます


日本でも昔から
「勝てば官軍、負ければ族」という言葉がありますから・・・

 

 

もし、この記事に興味を持って頂き、もう少し東条さんの事を知りたいなら、「ねずさん」という方が東条さんの遺書を公開されてます

 

ねずさんのひとりごと

 

 


学校で教えられていた「戦後の日本観」の見方が少し変わるかもしれません