オウム帝国の正体
オウム帝国の正体
一橋文哉
新潮社
2002年10月
435ページ
¥620(税込)
未だ全貌が明らかにされないままの数々の不可思議な事件
そう、オウム真理教が関わったとされる事件です
「オウム帝国の正体」では
政治家・暴力団・ロシアンマフィア・北朝鮮が、見えない裏では関わっている
国松長官狙撃事件、村井邦夫刺殺事件、坂本弁護士一家殺人事件に代表される
「本当」の黒幕がどこにいるのか!?
鋭い切り口で書かれていて面白く、十分に納得します
私も当時、毎日報道されるオウム関連のニュースを見ていました
今ならメディアが報道する事はほんの一部で、全ての真実は報道されないって分かってますが、その時は鵜呑みにして信じてました
ただ、村井刺殺の瞬間が放映され、その後を調べていくうちに???な疑問符がたくさん浮かんだ事を思い出されます
この本の著者は、一橋文哉さん
この名前の方は実在の方でなく、複数のジャーナリストが調べ上げた資料を公表する際のペンネームだそうです
去年に逮捕された、平田、菊池、高橋の裁判が順々に開かれており
新たなる「事実」が出てくるやもしれません
真実はどこにあるのか?
日本には「闇」に包まれた事件が数多くあります
この「オウム真理教」に付随する一連の事件も
間違いなくその「闇」の一部でしょう